2012年7月27日金曜日

シャンルウルファ

シリアとの国境付近の町、シャンルウルファ。
1泊だけで移動したのですが、とにかーく暑かった。

サラダバー。自分で切ります。

人懐こい少年たち。

聖なる魚の池。普通の魚だった。

見所をさささーっと見学して終了。
ここでAさんとお別れ。
2人旅に戻りました。
2人旅も楽しいのですが、たまに人と行動すると、自分たちの行動パターンにはない行動をできたりして世界が広がります。
次はどんな人と行動できるのかな?

ラマダン中です。

今、トルコはラマダンという断食月に入っています。
お日様が沈むまで、飲み食い等を我慢する風習なのですが、あまり厳格にやっている人はいないみたい?
観光している分には、あまり困りません。

次の町はカッパドキア!!
カッパドキアでまったり休憩です。

by K

トラブゾン(とにかく魚!)

来ましたトルコ!!!
トルコはOL時代に来た国。
R氏が中東を回っていたときに、トルコまで会いにいったことがあったのです。
一度来ている国ってなんだか安心。
イランからかっ飛ばして移動しているので、トルコでのんびりする予定です。

というわけで、トラブゾン。
ここにきたら魚を食べなくては!!
リダの家で会った新妻パッカーSちゃんは、魚をもう1回食べたいために延泊したとか。
期待が高まるトラブゾンの魚料理。

なぜ、こんなに魚料理にこだわるのか。
今まで旅してきた地域で、魚を食べる機会がなかったからです。
どこの国でも魚はあんまり見ない気がします。

というわけで、4人で魚祭り!!

メルハバー(こんにちは)

いろいろな魚をたんまりと。

久しぶりの魚。おいしかったです。
Aさんが醤油持ってきてくれてね。
たまんなかったです。
みんな無言で魚食べてました。

魚が食べれるということは海!!
黒海を見てきました。

Aさん、Sくん、R氏。ちょっとだけ4人旅。

漁師?のおっちゃん。

Sくんは1泊しないで次の目的地へ移動。
ここでお別れ。
次はスペインで会えるかもなので楽しみ!

Sくんを見送ってから、Aさんとハマムへ。
念願のハマム!ちょっと高かったけど、ご褒美ということで行ってきました。

R氏お留守番です。

ここのハマムは女性オンリー。
裸で入るものだと思っていたら、みんな上下下着をつけています。
我々日本人はパンツ一丁で突撃。
お風呂はいるのに下着つけているのって気持ち悪い・・・

かけ湯をしながら順番を待ち、おばちゃんにアカスリしてもらいます。
体を見てびっくり。
巨大な消しゴムのカスが尋常じゃない量でています・・・
半年分の汚れなのか??

汚れを流してもらい、体を洗ってもらいつつマッサージ。
上下赤の下着で決めているおばちゃんにやってもらいました。
職人だったね、あれは。
本当に気持ちよかったです。

トラブゾンいい町だー!!
すっかり好きになってしまったのですが、1泊だけして次の町へと向かいます。

高台から町を眺めて。きれいな町。


by K

2012年7月26日木曜日

クタイシ

スリコの家だけではなくちゃんと観光してきました。
リダの家から一緒の4人+起きたら部屋にいた日本人学生Mくん。
Sくんが情報ノートを読んで調べてくれたのでついていきました。

行ったところの名前とかわからないので、ネットで調べていたら友だちのブログにぶちあたりました。
世間って・・・せまい。

まずはゲラティ修道院。
今調べたところ、世界遺産らしいです。

どーんとした建物。

中はこんな。

こんなのどかな所にあります。

こっから歩いて1時間くらい。
モツァメタ修道院です。

こんな線路をてくてく歩き

駅を横目に進みます。

ついた!

お祈り中の女性。

なかなか、気持ちのよい場所にありました。
集中力がないのでさっと見て終了。

この日は、リダの家で会った人とも合流。
にぎやかな夕食をいただき、4人で次の国トルコへ。

トルコのバス会社「メトロ」の深夜バスで向かったのですが・・・
なんだかむかつくことばかり。

国境でトイレに行こうと思ったら、バス添乗員のお姉さんに「行くな」と言われたり。
(振り切ってトイレに行かせていただきました。)
Aさんは寝ていたら控えの運転手に痴漢されたそうです。
(怒鳴ったら逃げていったそうだけど、従業員だろ!お前!!)

移動でこのバス会社は使わないと固く心に誓いました。
というわけで、次はトルコです。

通過だけで終わったグルジア。
by K

スリコの家

グルジアに入国!
見所はたくさんある国ですが、疲れてしまったのでさっさと抜けることに。
リダの家から6人でグルジアへ。

リダの家ご一行。撮影Sくん。

トビリシに一泊して、そこから4人でクタイシへ。
Aさんとチベット一緒だったSくんとトルコまで向かいます。


グルジアきたのに観光しないのも寂しいので、クタイシの名物宿「スリコの家」へ。
民泊形式の宿です。
ここはお酒大好きスリコさんと、料理上手な奥さんメリコさんが、大量のお酒と料理でおもてなししてくれることで有名な宿です。

が、我々が泊まった前日に飲み過ぎた日本人が暴れて警察沙汰になったらしいのです。
別室に連れて行かれメリコさんから説明を受けたAさんとR氏。
その日、宿の部屋にいたのは我々4人とグルジア人旅行者1人。
メリコさんはグルジア人旅行者が警察のスパイだと思って心配していたみたいです。
確かに、ちょっと怪しげな人でしたが・・・真相はどうなんでしょ。
なぜか数時間でいなくなっていました。

前日に大事件があって、多額の罰金を払うことになってしまって、明日は警察にも行かなくてはいけない・・・
これは、お酒飲み放題なんて無理だろうな。

そんな風に考えていましたが、スリコさんは生粋のお酒好きなんだろうね。

お酒大好きスリコさん。

あきれてみているメリコさん。

「サムラーイ!!ファーミリー!!!」
はしゃぎながら次々とお酒を飲み干していきました。
あきれるメリコさん。
えっと・・・お酒の事件って昨日のことですよね??
けっこう高額な罰金払うんですよね??

日本人が大好きらしく、日本の童謡をかけて歌ったり、けっこうなはしゃぎっぷり。
最高のおもてなしを受けました。
本当にあったかくてよいお家です。

翌朝、朝食の席に当たり前のようにあるビール。



朝からウオッカを飲まされるグルジア人(スリコ家長男の友だち)。

スリコさんお気に入り侍帽子。

グルジアの観光名所として、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。

by K

2012年7月23日月曜日

エレバン3(水かけ祭りとストリップ編)

さて、アルメニアのメインイベントの日がやってまいりました。
水かけ祭り!!
タイやラオスのソンクラーみたいなものなんですかね?

イスファハーンでこのお祭りの情報を仕入れまして、急遽アルメニアに向かった私たち。
かなり駆け足でこのお祭りに間に合わせました。

日本ではあまりなじみのない水かけ祭り。
ただ、水をかけあうだけです。

家をでるとおっちゃんが放水。

町の中心部まで移動しようとするも、家を出ればホースをもったおっちゃんが仁王立ちで待っています。
チームジャパン、水鉄砲を片手に町の中心へと向かいます。





もちろん、水かけられながら向かってます。
よーく見ると現地の皆様方、武器がバケツです。
水鉄砲持ってる人はほとんどいませんでした。

バケツの威力におびえ始めるチームジャパン。
水鉄砲なんて威力なさすぎて、地元の子どもたちは撃っても逃げません。
仕方がないので耳を狙い始める私。
中耳炎になってしまえ・・・

バケツの威力にただただ打ちのめされる私。

こんな人たちに水かけられてました。

Sちゃん撮影の写真。臨場感たっぷり。

同い年の新妻Sちゃんは、この池に落とされてしまいました。
あわれ。
悲鳴を聞いてすぐに現場へ向かったR氏。
助けることなく証拠写真撮ってました。

池から生還の瞬間。バケツが待ち構えてます。

さすがに、飽きてしまい帰ったのですが、帰りも狙われる狙われる。
建物から水をかける人もいるので、前後左右上、おどおどしながら帰りました。

宿にはシャワーがないので、近くのシャワー屋さんへ。
それすらも恐怖。
遊んでいる子どもたちに、水をかけないようにお願いしたり大変でした。

アルメニアの天使。アイス配ってた。

ここからは大人の社会見学。
Aさん、Sちゃん、私の既婚女子3人組と語学マニアの韓国人アラちゃん(英語、日本語、ロシア語等々話せる)そして唯一の男R氏。
この5人で、ストリップに行ってきましたー!!

人生初のストリップ見学。
女同士で話しながら見るのは、とても楽しかったです。
「顔がおしい」「胸がない」「この人プロだー!」
言いたい放題でしたよ。
思ったよりエロエロしくなく、ポールを使っての演技(?)は手に汗握るものがあったりしました。

リダの家で過ごした4日間。
ここで会った人たち全て、楽しくて気のいい人でした。
出会いに感謝です。

アルメニア名物。ザリガニ。おいしかったー!
by K

2012年7月20日金曜日

エレバン2(世界遺産とカツ丼編)

無事に銀歯もはまり、翌日は宿で一緒の人たちとエチミアジンへ。
世界遺産の教会です。
旅人7人でわいわいと観光。
天気もよくて遠足気分。
バスで一緒だったおばさんが案内してくれることになったので、ぞろぞろついていきました。
アルメニアも人が親切だな。

リダの家ご一行。ツアコン付です。

エチミアジン大聖堂。

アルメニアは、世界で初めてキリスト教を国教と定めた国・・・だそうです。
知らなかった。

大聖堂!
大聖堂を描いていたおじちゃん。芸術家っぽい頭。

洗礼の儀式をちょっと見学。
結婚式だと思ってたら全然違った。
そして、長い!アルメニア人のおばちゃんはずーっと見てました。
おばちゃんも昔こんな儀式を受けたのかな。

年の離れたカップルの結婚式かと思ってた・・・
この旅始まって初めての教会。
モスクばっか見てたので新鮮です。
顔から羽が生えてる絵って斬新だけど、どういう経緯があって誕生したんだろ。

天井には顔から羽が生えてる人がたくさん。
「カツ丼が安く食べれる店がある!」という情報があり、バスの中で話していたらみんなのカツ丼欲が大変なことに!
安くなくても食べます!!という決意の人ばかりだったので、久しぶりの日本食屋へ。
みんな日本食に飢えています。


みそスープ!

あれ?日本のカツ丼となんか違う・・・

出てきたカツ丼様!
なんか日本のと違う!
雰囲気はカツ丼だけど。
卵焼きの下に、生の玉ねぎとカツがいるだけ。
上からうなぎのたれみたいなあまだれがかかっています。

違うじゃんと思いながらも、大満足でした。
醤油たらしてお醤油ご飯を楽しんでみたり・・・

このあと、蚤の市に行って地図を買ったR氏。
前から欲しかったので大満足。
ちょっと困った点は、アルメニア語だということ。
これからこの地図を見て、ルートを決めて行く予定です。

陽気な地図屋さん。
by K

2012年7月19日木曜日

エレバン1(銀歯と噴水編)

アルメニアについて一番にしたかったこと。
それは、銀歯を入れること・・・。
イランでグミを食べていたら、銀歯がきれいに取れてしまったのです。
歯医者って保険効かないんだよね。
だから、虫歯には十分に注意してたんだけど、銀歯については注意してなかった。
というか、注意できなくない?!

イランで取れた歯をアルメニアで入れる。

そんなわけで、アルメニアでの初仕事は「銀歯をはめる」こと。
幸いにもエレバンは歯医者が多く、宿のすぐそばにも歯医者がありました。
中をのぞくと美人女医ばっか!
アルメニアといえば美女。
旅をしている男性陣は美女に癒されにアルメニアにいくようです。

銀歯を見せたら事情をすぐに察してくれて、10分くらいで銀歯を入れてくれました。
言葉通じなくても問題ないくらいの治療。
一番びびっていた治療費もなんと400円。
安いー!助かるー!!

夜は宿の人たちと一緒に噴水見学。
我々と同い年の新妻パッカーSちゃんと、人妻パッカーのAさん、イスファハーンの宿で一緒だったMさん。
写真を撮りまくって噴水に30分であきてしまう一同。
すぐに解散しましたが、すごーくきれいでした。
噴水って花火に似てるね。





by K

2012年7月18日水曜日

アルメニアに入ったけど・・・

アルメニアに入国しました。
これで・・・何カ国目だったかな??
そろそろ数えるのがめんどくなってきた。

アルメニア側に入国したはいいけれどバスがない。
タクシーのみだけど、エレヴァンまで日本円で1万円くらい。
そんなあほな!と思い、突っ込んだら8000円くらいまで落ちました。
だけど、あまりにもタクシードライバーがうざったすぎて歩くことに。

少し歩いてみたけど、町が見える気配なし。
国境からタクシーが来て、声をかけてくるもまだまだ高い。
どうしたもんかな。

少し歩いてると、国境で少し話したイラン人がタクシーで登場。
タクシー代金シェアしてエレヴァンまで向かえることになりました。
割高だと思うけど、納得価格で向かえることになったから、ものすごくラッキー!!
国境で話しててよかった。

国境をでたのが夕方。
ここからエレヴァンまで何時間かかるかわからない。(調べるの忘れてた)
狙いの宿はゲストハウスやホテル形式ではなく、人の家に泊まる民泊形式。
エレヴァンといえば「リダの家」!
あんまり遅くつきすぎると、泊まれないかもしれない。
まさかのアルメニアで初野宿??

富士山に似ているアララト山。

ドキドキしている中、ビールを飲み、ウォッカを飲み、久しぶりにお酒を堪能。
移動続きで疲れていたので、ぐっすりお昼寝。
国境から何時間走っても、景色は山景色。
野宿決定かな・・・

アルメニアで一番おいしかったビール。
エレヴァンについたのは夜中12時。
ダメもとでリダの家の前まで行ってみると懐中電灯持って歩いてる人が!
しかも「リダサン?」て、話しかけられた!!
首をぶんぶん降って「そうです!」と意思表示。
そのまま目の前の家に案内されました。
門をくぐると日本人がたくさん。

「Rさん!Kさん!」我々を呼ぶ声。
声の主はチベットで一緒だったSくん。
部屋をのぞいてみると、インドで一緒だったHくんもいる。
久しぶりの再会です。(Hくん寝てたけど)

人がたくさんいたためベッドはフル。
リビングの床に布団を敷いてもらい、そこで寝れることに。
ソファにも1人寝ていて、3人部屋のような感じに。
これはこれで快適でした。
屋根があって布団で寝れる幸せをかみしめて、ぐっすり眠りましたとさ。



by K

グッバイイラン

ラシュトから夜行バスでタブリーズへ。
ラシュトのバスターミナルで、バス会社の人と遊びながらバス待ち。
おっちゃんが「タブリーズ行くのは明日にして家に泊まりにおいでよ」と誘ってくれたけど、泣く泣くお断り。
イラン人の親切攻撃に疲れちゃったんだもん。

シナモン餡のお菓子。R氏スイーツ世界ランキング2位。

バスに乗れば無料にしてくれたり、隣に座ってた人が回数券くれたり。

町で道を聞けば、タクシーを止めてくれて運転手に場所を説明して代金まで払って去っていったり。
ありがたいのだけど、なにもお返しできないのが心苦しい。
なんでこんなにも親切なんでしょうね。

イランのペプシ・・・らしい。

もちろん嫌なやつもいます。
バザール歩いてて「チョンチャンチン」(東アジア人の蔑称。チンチョンチャン)と言われたり、バスのチケットを「売り切れだ」とニヤニヤしながら売ってくれないとか。
この旅で初めての外国人差別。

びっくりしつつも気分悪い。なんだこいつら!

快適なバス移動も終わり、無事タブリーズへ。

タブリーズからその日の国際バスでアルメニアへ!
と、思ってたのですが、まさかのチケット売り切れ。翌日もダメ。
えー!!!早くアルメニアに行きたいのに!

どうしても、その日のうちに移動したかったのでローカルバスとタクシーで国境まで向かうことにしました。
夜行移動明けの移動はかなりきつい!
いろいろな人に助けられて、なんとかイランとアルメニア国境へ。
ついたのは夕方。

へとへとになりながら、国境の橋を渡ります。
渡り切るとそこはアルメニア。
やっとスカーフはずせるー!!!
はずしたときのあの爽快感。

スカーフ生活はかなりのストレスになっていたようです。






by K